日本音楽知覚認知学会2021年度秋季研究発表会
日本音楽知覚認知学会2021年度秋季研究発表会が下記の要領で開催されます。新型コロナウィルス感染症の状況を踏まえ、今回は全面的にオンラインでの開催となります。通例の通り、口頭発表とポスター発表を予定しております。下記の募集要項を十分にご確認の上、お申し込みください。
今回は亀川徹先生(東京藝術大学)による録音についてのチュートリアルを予定しています。詳細は下記をご覧ください。
参加登録のご案内
参加をご希望の方は、下記のWebサイトから参加マニュアルをご一読いただき、事前に参加登録をお願いいたします。
http://jsmpc.org/meetings/2021a_online/
日本音楽知覚認知学会2021年度秋季研究発表会 概要
日時
2021年11月6日(土)~7日(日)
会場
オンラインで実施
・前回と同じく,Zoomを用いて口頭発表とポスター発表を実施します。
世話役
日本音楽知覚認知学会研究発表会担当
参加費
無料(※ただし、発表者は資料集を1冊購入していただきます)
資料集の販売
今回は冊子での配布はありません。パスワードを付したPDFファイルを配布します。
・会員 一般 2,000円 学生(博士後期課程も含む)1,000円
・非会員 一般 3,000円 学生(博士後期課程も含む)2,000円
懇親会
1日目プログラム終了後、オンラインで開催予定(Gathertownを使用予定)
チュートリアル:録音のための基礎知識
講演者:亀川徹先生(東京藝術大学)
概要: 今やスマートフォンの中にもマイクロホンは内蔵されおり、録音用のアプリがあれば、誰でも簡単に録音できる。しかしもしそうやって録音した音に対して、「もう少しこうしたい」といった不満がある場合はどうすれば良いだろうか? 録音場所、録音位置、マイクロホンや録音機器の設定など、実際に録音するために必要な基礎知識と共に、実際の録音現場で必要なポイントを具体的な例をあげながら紹介する。
<事前アンケートについて>(事前アンケートは締め切りました。当日も質疑の時間を準備していますのでご活用ください。)
本チュートリアルに先立ち、参加者の皆さまに事前アンケートを実施しています。実際に実験や調査の中で録音を行う際に困った経験がある方からの現場の声や、これから研究を行おうとしている方の疑問など、皆さまからご質問を以下のフォームまでお寄せいただければ幸いです。
日本音楽知覚認知学会2021年度秋季研究発表会プログラム(2021年11月6日更新)
11月6日(土)
10:30 理事会(日本音楽知覚認知学会 理事のみ)
※ 理事会に関する情報は別途担当理事より連絡がございます。
12:30 入室開始(Zoom会場)
13:00 開会挨拶および諸連絡(Zoom会場)
13:10 ポスター発表者によるショートプレゼンテーション(Zoom会場)
進行:池上 真平(昭和女子大学)
13:20 ポスター発表(Zoom会場,ブレイクアウトルームおよび特設Webサイト)
※ すべての発表がポスター選奨の対象です。
※ 下線は発表者です。
※ コアタイムは下記のとおりです。
奇数番号:13:20-14:20
偶数番号:14:20-15:20
<JSMPC2021(2)-1>
津崎 実(京都市立芸術大学)・川上 央(日本大学)・佐藤 直哉(アイ・ペアーズ株式会社)・青木 敬士(日本大学)
モーションキャプチャーシステムで取得したダンス動作の補正効果——知覚評価と脳活動 ——
<JSMPC2021(2)-2>
板垣 寧々・古山 宣洋(早稲田大学)
ヴァイオリン合奏における創発性—奏者間におけるリード関係構築過程に着目して—
<JSMPC2021(2)-3>
樋田 智美(京都大学)
時代背景が日本人作曲家の音楽リズムに与える影響
<JSMPC2021(2)-4>
高倉 怜花・三浦 雅展(国立音楽大学)
ヘッドフォン聴取における音楽の定位感が報知音の知覚に及ぼす影響
<JSMPC2021(2)-5>
桶本 まどか・三浦 雅展(国立音楽大学)
日本語歌唱を伴う楽曲に対する嗜好性の評価要因に関する検討
<JSMPC2021(2)-6>
川上 夏輝・三浦 雅展(国立音楽大学)
音モーフィングにおける知覚的変化点に関する基礎的検討
<JSMPC2021(2)-7>
平田 友花・桶本 まどか・三浦 雅展(国立音楽大学)
なぜオンラインライブは感動が薄いのか? ~心拍変動による音楽聴取時のストレス評価による検証~
<JSMPC2021(2)-8>
生駒 忍(川村学園女子大学)
クラシック音楽の世界で「グルーヴ」は(どのくらい)使われているか ―日本演奏連盟の雑誌の分析から―
15:20 休憩
15:30 口頭発表セッション1(Zoom会場)
座長:谷口 高士(大阪学院大学)
※ 口頭発表の持ち時間は1人30分(発表約20分,質疑応答約8分,交代約2分)です。
※ ◎は研究選奨の対象者です。
※ 下線は発表者です。
<JSMPC2021(2)-9>
◎Tianyi Wang, Ryo Otake, Ryohei Tsuji, Shima Okada (Ritsumeikan University), Shinya Fujii, Momoha Matsuhashi (Keio University)
Non-invasive mental state detection during livestreaming orchestra: concept propose towards on-line musician-fan interaction
<JSMPC2021(2)-10>
古庵 晶子(京都ノートルダム女子大学)・竹川 佳成・能登 楓(公立はこだて未来大学)
高齢者のピアノ演奏動画にもとづく演奏特性の分析-視線情報から観測されるつまずき-
<JSMPC2021(2)-11>
◎張 旭穎・安達 真由美(北海道大学)
聴取者からみる演奏表現の芸術性:時間的次元における検討−2
18:00 オンライン懇親会
*オンライン懇親会につきましては申込者宛に別途案内をお送りします。オンライン懇親会はGather(https://www.gather.town/)を使用して実施します。
11月7日(日)
10:00 口頭発表セッション2(Zoom会場)
座長:小野 健太郎(広島大学)
※ 口頭発表の持ち時間は1人30分(発表約20分,質疑応答約8分,交代約2分)です。
※ 下線は発表者です。
<JSMPC2021(2)-12>
◎谷口 晃法・山田 真司(金沢工業大学)
シームレスに遷移するゲーム音楽の特徴
<JSMPC2021(2)-13>
伊藤 彰教(東京藝術大学大学院・東京工科大学)・亀川 徹(東京藝術大学)・丸井 淳史(東京藝術大学)
二重奏の演奏音に異なる残響を付与した場合の空間印象の比較
11:00 休憩
11:10 チュートリアル 録音のための基礎知識
<JSMPC2021(2)-14>
講演者:亀川 徹先生(東京藝術大学)
司会・企画説明:正田 悠(立命館大学)
概要: 今やスマートフォンの中にもマイクロホンは内蔵されおり、録音用のアプリがあれば、誰でも簡単に録音できる。しかしもしそうやって録音した音に対して、「もう少しこうしたい」といった不満がある場合はどうすれば良いだろうか? 録音場所、録音位置、マイクロホンや録音機器の設定など、実際に録音するために必要な基礎知識と共に、実際の録音現場で必要なポイントを具体的な例をあげながら紹介する。
12:10 授賞式・閉会挨拶
【講演募集】
発表種別
口頭発表・ポスター発表のいずれもオンライン会議システムのZoomを使用して実施します。
- 口頭発表:質疑応答を含めて一人30分を予定しています(時間の都合で多少増減することがあります)。
- ポスター発表:開催日の数日前からオンライン上にポスターを掲示します。開催当日は発表者と参加者の間で双方向のやり取りが可能な形でポスターセッションを実施します。ポスター発表者には,事前に内容を説明する動画を提出していただきます。
※ いずれも、未発表・未公刊の内容の発表を原則とします。既存のデータ等を発表する場合には、資料集原稿および発表内で、既発表との違いを明らかにしてください。また発表内容によって、主催者から発表種別の変更をお願いする可能性があります。
申込期間
2021年9月16日(木) 〜 9月30日(木)10月7日(木)(延長しました)
資料集原稿(A4 2〜6ページ)の提出締切
2021年 10月10日(木)10月17日(木)(延長しました)
申込方法
期間内に以下の申し込みフォームからお申し込みください。申込後、翌日までに確認メールが届かない場合にはkenkyu_tantou@jsmpc.org (担当:池上真平) までお問い合わせ下さい。
※会員でない方は本学会に入会申込をした後、お申し込みください。
資料集原稿(A4 2〜6ページ)の作成
下記のページから予稿集用の原稿テンプレートを入手することができます。可能な限りテンプレートに類似する形でご作成ください。提出先については、発表申し込み終了後にご案内いたします。
- 論文集原稿テンプレート: http://jsmpc.org/meetings/template/
著作権の取扱
ご提出いただいた資料集原稿の著作権は著者に帰属しますが、著作権の一部である「複製権、出版権、公衆送信権」の使用を、原稿提出時に主催者に許諾していただきます。これに同意いただける方のみ発表申込を受け付けますのでご注意ください。詳細はhttp://jsmpc.org/meetings/copyright/をご覧ください。
選奨について
優秀な口頭発表とポスター発表については、それぞれ研究選奨およびポスター選奨を授与します。授与にあたっては下記の基準が適応されます。
研究選奨:過去に本選奨を受けたことのない35歳以下の日本音楽知覚認知学会会員。
ポスター選奨:日本音楽知覚認知学会会員。年齢や過去の受賞歴は問わない。
※どちらの選奨も第一(筆頭)発表者が授与対象となります。
※第一(筆頭)発表者は日本音楽知覚認知学会の会員である必要があります。申込時点で会員でない方は、申込締切日までに日本音楽知覚認知学会への入会をお願いします。入会方法については日本音楽知覚認知学会ウェブサイト(http://jsmpc.org/introduce/)をご参照ください。