2020年度秋季研究発表会

これまでの研究発表会についてはアーカイブをご覧ください。

日本音楽知覚認知学会2020年度秋季研究発表会

共催:日本音響学会音楽音響研究会2020年10月研究会

2020年度秋季研究発表会(日本音響学会音楽音響研究会2020年10月研究会と共催)は2020年10月24日(土)、25日(日)に国立音楽大学(東京都立川市)で開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の状況に鑑み、完全オンライン配信での開催とすることになりました。通常の研究発表会と異なる点がございますので、十分にご確認の上、お申し込みください。

重要:秋季研究発表会の事前参加申込について

今回の開催はオンライン開催となるため、下記のWebサイトから参加の手引きをご一読いただき、事前参加申込をお願いいたします。

研究発表会参加の手引き:http://jsmpc.org/meetings/2020a_guideline/

手引きのPDF版はこちらからダウンロード可能です(241KB)。

日本音楽知覚認知学会2020年度秋季研究発表会 概要

  • 日時: 2020年10月24日(土)・25日(日)
  • 場所: オンラインで開催(Zoomを主に使用)
  • 世話役:三浦 雅展 先生(国立音楽大学)
  • 参加費:無料
  • 予稿集:
     一般:3,000円
     学生(博士後期課程も含む):1,000円
     音楽音響研究会定期購読者:無料
     ※ 発表費は無料ですが、音楽音響研究会定期購読者以外の発表者は、予稿集1冊を購入していただきます。
  • 懇親会:新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対面での懇親会は開催致しません。

日本音楽知覚認知学会2020年度秋季研究発表会
(共催:日本音響学会音楽音響研究会2020年10月研究会)
プログラム
(2020年9月15日掲載,10月16日更新)

※ 今後、詳細について変更が生じた場合には、本Webページ(朱書き修正)にてお知らせします。
※ 学会への参加は無料ですが、事前に参加登録をしていただく必要があります。詳細は研究発表会参加の手引きをご覧ください。

概要つきプログラムはこちら(PDFファイル, 199KB)からダウンロードしてください

10月24日(土)

11:00 理事会(日本音楽知覚認知学会 理事のみ)
※ 理事会の遠隔会議室に関する情報は別途ご連絡いたします。

12:30 入室開始(Zoom会場)

13:00 開会挨拶

13:05 ポスター発表者によるインデクシング発表(Zoom会場)  司会 若槻 尚斗(筑波大学)
一人1分で研究内容をご紹介いただきます。
※ Zoomの画面共有機能によるパワーポイントスライド等の呈示が可能です(必須ではありません)。
※ インデクシング発表の後、ポスター発表への参加の仕方に関して説明があります。

13:30 ポスター発表(Zoom会場・ブレイクアウトルームおよび特設サイト使用)
※ Mは日本音響学会音楽音響研究会奨励賞の対象者です。
※ Pは日本音楽知覚認知学会ポスター選奨の対象者を示します。日本音楽知覚認知学会会員(正会員・学生会員・名誉会員)のみ投票が可能です。
※ MPは両賞の対象者です。

コアタイム(Zoomのブレイクアウトルームに発表者が在室する責任時間帯)

  • 奇数番号の発表者は前半1時間(13:30〜14:30)
  • 偶数番号の発表者は後半1時間(14:30〜15:30)

<MA2020-31><JSMPC2020-1>
P 張 旭穎・安達 真由美(北海道大学)
聴取者の視点からみる演奏表現の芸術性:時間的次元に焦点を当てて

<MA2020-32><JSMPC2020-2>
M 古川 愛都・若槻 尚斗・水谷 孝一(筑波大学)
音響管の形状を入力とするリアルタイム音声合成システム

<MA2020-33><JSMPC2020-3>
M 中村 幸寛・若槻 尚斗・水谷孝一・前田 祐佳(筑波大学)
電気式人工喉頭の駆動波形による音韻の変化

<MA2020-34><JSMPC2020-4>
M 佐藤 周平・若槻 尚斗・水谷 孝一・前田 裕佳(筑波大学)
金管楽器の管体形状が唇の自励振動に与える影響

<MA2020-35><JSMPC2020-5>
M 河本 拓海・若槻 尚斗・水谷 孝一・善甫 啓一(筑波大学)
相互変調に着目するエレキギター演奏音におけるディストーション効果の定量評価

<MA2020-36><JSMPC2020-6>
M 宮川 春菜・倉友 乃康(筑波大学)・益子 宗(楽天・筑波大学)・山中 敏正・善甫 啓一(筑波大学)
任意の聴者位置・姿勢に対して提示可能な立体音響提示ディスプレイの開発とその評価

<MA2020-37><JSMPC2020-7>
M 森永 実季・亀川 徹・丸井 淳史(東京藝術大学)
正中面における垂直方向の音像定位に関する検討
(タイトル変更)楽器音や声を用いた正中面内の音像定位に関する検討

<MA2020-38><JSMPC2020-8>
MP 桶本 まどか・三浦 雅展(国立音楽大学)
拍時刻推定を目的としたオンセット時刻の認知に対する個人差の基礎的検討

<MA2020-39><JSMPC2020-9>
P 池上 真平(昭和女子大学)・森角 香奈子・増根 徹(USEN)
店内BGMのテンポがコンビニエンスストアでの購買行動に及ぼす影響

<MA2020-40><JSMPC2020-10>
M 猪崎 遼大・若槻 尚斗・水谷 孝一・善甫 啓一(筑波大学)
カメラを用いた擦弦楽器における弓速の計測

<MA2020-41><JSMPC2020-11>
M 於勢 真紀子・脇田 由実(大阪工業大学)
加齢による食関連音の印象変化の要因分析について

<MA2020-42><JSMPC2020-12>
P 小野 健太郎(広島大学)
和声進行に伴って生じる事象関連電位の変化

15:30 休憩(10分)

15:40 口頭発表(一般1)(Zoom会場)  司会:小野 健太郎(広島大学)
※ 一人あたり30分(発表時間20分,質疑応答8分,交替2分)です。
※ Mは日本音響学会音楽音響研究会奨励賞の対象者です。
※ Jは日本音楽知覚認知学会研究選奨の対象者です(委嘱を受けた委員による審査)。
※ MJは両賞の対象者です。

<MA2020-43><JSMPC2020-13>
水野 伸子(愛知東邦大学)・津崎 実(京都市立芸術大学)
拍知覚における演奏者−聴取者間相互作用の解析

<MA2020-44><JSMPC2020-14>
MJ 小出 英範・西村 明(東京情報大学)
スネアドラム演奏における手動作の分析による経験者と未経験者の判別

<MA2020-45><JSMPC2020-15>
MJ 倉持 翔太・饗庭 絵里子(電気通信大学)
ピアニストが読譜に利用する音符の視覚的特徴

17:10 休憩(10分)

17:20 日本音楽知覚認知学会 総会
※ 総会には日本音楽知覚認知学会会員のみが参加できます。
※ 総会用のZoom URLは、別途、日本音楽知覚認知学会メーリングリストでお知らせする予定です。

10月25日(日)

8:30 入室開始(Zoom会場)

9:00 口頭発表(ショートプレゼンテーション1)(Zoom会場)  司会:池上 真平(昭和女子大学)
※ 一人あたり15分(発表時間10分,質疑応答4分,交替1分)です。
※ Mは日本音響学会音楽音響研究会奨励賞の対象者です。

<MA2020-46><JSMPC2020-16>
M 土屋 憲靖・三浦 雅展(国立音楽大学)
類的対位法の計算機実装を目的とする譜面情報符号化の手法

<MA2020-47><JSMPC2020-17>
佐藤 凜太郎・今井 慎太郎・三浦 雅展(国立音楽大学)
環境雑音が作業効率に与える影響に関する基礎的検討

<MA2020-48><JSMPC2020-18>
M 高倉 怜花・桶本 まどか・三浦 雅展(国立音楽大学)
ポピュラ音楽を対象とした各セクションにおける残響の自動付加手法に関する提案

<MA2020-49><JSMPC2020-19>
M 森山 周希・若槻 尚斗・海老原 格・善甫 啓一・水谷 孝一(筑波大学)
(著者順変更)M 森山 周希・水谷 孝一・若槻 尚斗・海老原 格・善甫 啓一(筑波大学)
弦振動を非接触で計測可能な電流プローブ変位センサ

<MA2020-50><JSMPC2020-20>
M 杉本 理乃・西宮 康治朗・長 秀雄(青山学院大学)
三線の音色における棹と胴の影響

<MA2020-51><JSMPC2020-21>
M 岩﨑 愛(元国立音楽大学)・三浦 雅展(国立音楽大学)
長唄三味線における駒の位置とその音響特性に関する基礎的検討

10:30 休憩(10分)

10:40 口頭発表(ショートプレゼンテーション2)(Zoom会場)  司会:黒山 喬允(岐阜工業高等専門学校)
※ 一人あたり15分(発表時間10分,質疑応答4分,交替1分)です。

<MA2020-52><JSMPC2020-22>
山﨑 英明(名古屋経営短期大学)
ピッチマッチングを用いた学習の維持・定着に関する研究 —運動学習の枠組みから—

<MA2020-53><JSMPC2020-23>
横山 真男(明星大学)
ニューラルネットワークによるスペクトル包絡を用いたヴァイオリンの音色識別

<MA2020-54><JSMPC2020-24>
舩越 美奈代・駒澤 大介・三戸 勇気・川上 央・岩宮 眞一郎(日本大学)
映画のシーンごとの音楽の要素と感情の分析

<MA2020-55><JSMPC2020-25>
井上 英章(名古屋市立大学)
長調と短調を聴取時の脳波変動とそのデータ活用

<MA2020-56><JSMPC2020-26>
石田 海(大阪大学)・池田 一成(東京学芸大学)・入戸野 宏(大阪大学)
音楽の統語処理に対する主旋律の効果:事象関連電位による検討

11:55 昼休み(65分)
※ この時間帯はZoomを開いておきますので,参加者間の交流にお役立てください。

13:00 口頭発表(一般2)(Zoom会場)  司会:正田 悠(神戸大学)
※ 一人あたり30分(発表時間20分,質疑応答8分,交替2分)です。

<MA2020-57><JSMPC2020-27>
西口 磯春・古知 悠太郎・森山 真莉子(神奈川工科大学)・安藤 珠希(箏曲)
箏の押し手(押絃)における押絃力に関する検討

<MA2020-58><JSMPC2020-28>
長嶋 洋一(静岡文化芸術大学)
Risset Rhythm 温故知新

14:00 休憩(10分)

14:10 共催特別企画 ラウンドテーブル(Zoom会場)
「コロナ禍での音楽音響・音楽知覚認知の研究・教育」
話題提供:若槻 尚斗(筑波大学)・大澤 智恵(武庫川女子大学)・正田 悠(神戸大学)・藤瀬 明子(パナソニック)・三浦 雅展(国立音楽大学)
司会:谷口 高士(大阪学院大学)
 
15:00 授賞式および閉会挨拶(15:15 閉会予定)(Zoom会場)
※ 日本音楽知覚認知学会ポスター選奨・音楽音響研究会奨励賞対象の方は可能な限りご出席ください。

日本音楽知覚認知学会2020年度秋季研究発表会(共催:日本音響学会音楽音響研究会2020年10月研究会)
講演募集

※ 募集は締め切りました。

  • 講演申込期間:2020年7月15日(水)~2020年 8月14日(金)
  • 発表抄録集の原稿提出締切:2020年9月25日(金)
  • 申込方法:申込期間内に以下のフォームからお申し込みください。
    申し込みフォームURL: https://ws.formzu.net/fgen/S63354798/
    発表抄録集の原稿提出URL: https://ws.formzu.net/fgen/S73353388/

    申込後、翌日までに自動返信メールが届かない場合には、kenkyu_tantou@jsmpc.org (担当:池上真平) までお問い合わせ下さい。

  • 発表種別
    • 口頭発表(一般):質疑応答を含めて一人30分を予定しています。予稿4~6ページ。
    • 口頭発表(ショートプレゼンテーション):新しい試みやまだ十分ではないが一部でも有効な成果が得られている研究内容について発表していただきます。質疑応答を含めて15分を予定しています。予稿2~6ページ。
    • ポスター発表:2時間程度のセッション中、オンライン上にポスターを掲示し、発表者とフロアの間で双方向でのやりとりが可能な形で実施します。予稿2~6ページ。
  • 予稿作成について
    下記のページから予稿集用の原稿テンプレートを入手することができます。可能な限りテンプレートに類似する形でご作成ください。従来の音楽音響研究会資料の書式をお持ちの方は、その書式をご利用いただいても構いません。

    論文集原稿テンプレート: http://jsmpc.org/meetings/jsmpc_ma_joint_meeting/
  • オンライン開催としての主な留意点
    • 今回、参加者の皆様には、発表者の許可なくポスターやスライドを電子保存・撮影しないようにお願いする予定です。しかしながら、オンライン開催は対面での開催と比較して、発表内容の電子保存・撮影を完全に防ぐことは困難です(たとえば発表中画面のスクリーンショットを撮影するなど)。このような特性をご理解の上、お申し込みください。
    • インターネット通信環境は、ご自身で用意が必要となります。
  • 発表賞について(2020年8月19日修正
    • 日本音楽知覚認知学会の研究発表会では、口頭発表に対し研究選奨を、ポスター発表に対しポスター選奨を授与しています。授与にあたっては下記の基準が適応されます。
      第一(筆頭)発表者が授与の対象となりますのでご注意ください。

      • 研究選奨:研究発表会で口頭発表を行った日本音楽知覚認知学会会員で、35歳以下でかつ過去に本選奨を受けたことがない者。
      • ポスター選奨:研究発表会でポスター発表を行った日本音楽知覚認知学会会員。年齢や過去の受賞歴は問わない。
    • 音楽音響研究会では、学生、若手の研究者の育成のために、優秀な講演者に対して、音楽音響研究会奨励賞として表彰を行います。
      • 評価項目
        審査にあたっては、発表のインパクト、クオリティ、プレゼンテーションと総合評価により評価し、若干名を表彰する予定ですので、奮って応募下さい。
      • 審査の対象となる者
        講演者(筆頭著者に限る)の年齢が、2020年4月2日時点で28歳以下でかつ、発表までに日本音響学会会員(正会員・学生会員)になっていること。
        また、共著者の中に音楽音響研究会定期購読者が含まれていること。(現在定期購読会員ではなくても、発表までに申し込んでいただければ結構です)
  • 著作権の取扱
    ご提出いただく論文の著作権は著者に帰属しますが,著作権の一部である「複製権、出版権、公衆送信権」の使用を、主催者(共催の場合は共催者)に許諾していただきます。予稿提出時に、著作権使用許諾をしていただきます。これに同意いただける方のみ,発表申込を受け付けますのでご注意ください。詳細につきましては、以下のURLをご覧ください。
    ・著作権に関する覚書:http://jsmpc.org/meetings/jsmpc_ma_joint_meeting/