平成20(2008)年度秋季研究発表会

日本音楽知覚認知学会 平成20年度秋季研究発表会は,下記の要領で開催されます.
皆様ふるってご参加いただきたくご案内申し上げます.

なお,今回は,
 主催:日本音楽知覚認知学会
 後援:日本発達心理学会
 協賛:音楽の科学研究会
による公開シンポジウム「音楽環境と子どもの発達」が行われます.

                記

【開催月日】

  2008年 12月 7日(日)9:30~17:00

【会 場】

  大阪学院大学 2号館地下1階大講義室(02-B1-02)
   〒564-8511 大阪府吹田市岸辺南2-36-1
  http://www.osaka-gu.ac.jp/index.html

  ●世話役  谷口高士(大阪学院大学)

  ●交通アクセス
   ・JR東海道本線 : 岸辺駅より 徒歩約 5分
   ・阪急京都線   : 正雀駅より 徒歩約 5分
   ・地図 : http://www.osaka-gu.ac.jp/campus/cl_frame/index.html
             より,「交通アクセス」以下のリンクをご参照ください.
             会場については,「キャンパスマップ」をご参照ください.

  ●懇親会  開催いたしません.

【内  容】 一般発表および公開シンポジウム「音楽環境と子どもの発達」

  ●公開シンポジウムについて
    主催 :日本音楽知覚認知学会
    後援 :日本発達心理学会
    協賛 :音楽の科学研究会

    オーガナイザ:谷口高士(大阪学院大学)

    テーマ:「音楽環境と子どもの発達」
    ねらい:
     家庭・地域・社会の音楽や音の環境と,それらが
     子どもの発達,とりわけ音楽の表現・理解・情緒の
     発達にどのように関わるかについて,実験/フィールド
     研究の知見,理論的枠組みを踏まえ,研究の方向性や
     社会的還元の可能性等について議論する.

【参加費】

  ●午前の部(一般講演)

    参加費(資料集代金を含む)
     一般(博士後期課程を含む):3,000円
     学生(修士課程以下)   :2,000円

    資料集のみ購入
     一般(博士後期課程を含む):2,000円
     学生(修士課程以下)   :1,000円

    ※会員(日本音楽知覚認知学会)・非会員の区別なし
    ※資料集購入無しでの参加はできません

  ●午後の部(公開シンポジウム)

    参加費無料

    資料集購入
     一般(博士後期課程を含む):2,000円
     学生(修士課程以下)   :1,000円

  ※資料集には,一般発表と公開シンポジウムの原稿が掲載されており,
   午前の部と午後の部で販売しているものは同じものになります.
   午前の部で資料集を購入された方は,午後の部で購入する必要はありません.

【プログラム】

  発表時間:
   一般講演30分(発表20分,質疑8分,入れ替え2分)
   シンポジウム30分(発表28分,入れ替え2分)
  理事会:
   12:30-14:00

 一般講演1 9:45-11:15

 1. 9:45-10:15
  「バソモーションを用いた音楽演奏イマージュの抽出」
   岩坂正和(千葉大学大学院工学研究科),揚原祥子(千葉大学大学院教育学研究科)

 2. 10:15-10:45
  「ビブラート演奏における初心者と熟達者の指板応力の比較」
   ◎小幡哲史, 木下博(大阪大学大学院医学系研究科)

 3. 10:45-11:15
  「スペクトル重心可変の調波構造音に対するヴァーチャルピッチ」
   ◎水野有美子(同志社大学理工学部),橘亮輔(同志社大学大学院生命医科学研究科),柳田益造(同志社大学理工学部)

 休憩(15分) 11:15-11:30

 一般講演2 11:30-12:30

 4. 11:30-12:00
  「J-POPのブームと若者の音楽嗜好との関連」
   松本じゅん子(長野県看護大学看護学部),小林翔子(須坂市役所)

 5. 12:00-12:30
  「演奏音の印象に及ぼす歌詞の影響について ―演奏音と歌詞の相乗作用―」
   ◎森数馬(大阪大学大学院人間科学研究科)

 昼食休憩(理事会) 12:30-14:00

 公開シンポジウム 14:00-16:50

  主催 :日本音楽知覚認知学会
  後援 :日本発達心理学会
  協賛 :音楽の科学研究会

  オーガナイザ:谷口高士(大阪学院大学)

  テーマ:「音楽環境と子どもの発達」
  ねらい:
   家庭・地域・社会の音楽や音の環境と,それらが
   子どもの発達,とりわけ音楽の表現・理解・情緒の
   発達にどのように関わるかについて,実験/フィールド
   研究の知見,理論的枠組みを踏まえ,研究の方向性や
   社会的還元の可能性等について議論する.

 ● 14:00-14:05
  「趣旨説明」
   谷口高士(大阪学院大学)

 I. 14:05-14:35
  「音環境のリテラシー教育は可能か?」
   小松正史(京都精華大学人文学部)

 II. 14:35-15:05
  「タッチ条件とタッチ無し条件における母親の歌と話しかけに対する乳児の反応」
   中田隆行,小黒京(公立はこだて未来大学システム情報科学部)

 休憩(15分) 15:05-15:20

 III. 15:20-15:50
  「乳児の遊び発声とその状況」
   嶋田容子(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)

 IV. 15:50-16:20
  「乳児期における「家庭の音楽環境」の定義とその数値化について」
   木田泉,安達真由美(北海道大学大学院文学研究科)

 V. 16:20-16:50
  「ディスカッション」
   司会:谷口高士(大阪学院大学)
    指定討論者:仁平義明(東北大学)

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上記研究発表会についてのお問い合わせは,
研究発表会幹事・藤沢までお願いいたします.

藤沢 望

長崎県立大学シーボルト校
国際情報学部情報メディア学科
E-Mail: n-f@sun.ac.jp