本学会のご紹介&会長からの挨拶

 日本音楽知覚認知学会は音楽学、心理学、音響学、情報科学、音楽教育学、医学・生理学、およびそれらの学際領域の研究者間の連携共同によって、音楽の知覚・認知に関する進歩を図ることを目的とする学術団体です。
 本学会への入会を希望する方は、下記の項目について入会申込先(学会事務局)まで電子メールでお知らせください。
 詳細は、下記のページをご覧ください。
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会長からの挨拶

  このたび,中島祥好会長の後を受け,日本音楽知覚認知学会の会長に就任しました。令和という新時代の幕開けと共に本学会の会長という大役を務める機会を頂戴しまして,身の引き締まる思いでございます。本学会のさらなる発展をめざして,副会長,常任理事,理事,理事会顧問,監事,幹事,そして会員の皆様のお力を借りながら力強く前進したいと思っております。
  本学会のウェブページ「学会発足の経緯」にも書かれておりますように,今から31年前,私たちの学会は日本音楽知覚認知研究会として発足しました。当時は「音知研」(「落研」と間違えられることも・・・)と称しており,どんな小さなネタやひらめき,思いつき,つぶやきも見逃さず,音楽と人にまつわる多種多様な疑問・課題を,皆で共有して育てるといった会でした。研究会から「学会」へと昇格した今も,この初心を忘れず,そして好奇心を忘れずに,会員の皆様と一緒に,研究の道を邁進したいと思います。
  本学会は,とても懐の広い学会です。哲学,心理学,美学,認知科学,認知心理学,音響学,音楽学,音楽教育学,神経科学,情報工学など隣接するすべての「学」にアンテナを張っているおかげで,諸科学の発展に伴うたくさんの珍しいコトや面白いモノと出会うことができます。新規性・客観性・実証性・再現性が求められるこの世界は,厳しく険しい道が,どこまでも続いているように見えます。想定外のアクシデントは付き物ですし,失敗は当たり前です。でも,信じて支えてくれる仲間と共に志を高くもって,果敢に挑戦し続けましょう。会員の皆様にとって,日本音楽知覚認知学会が,より一層居心地の良い場所になり,意義深い学会になることを期待してやみません。
最後になりましたが,中島祥好会長はじめ前期理事の皆様,ご活躍の諸先輩がたに心から敬意を表し,会員の皆様の引き続きのご指導,ご鞭撻を賜りますよう,どうぞよろしくお願いいたします。

     Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.
     The important thing is not to stop questioning.
                                                                                                 Albert Einstein

日本音楽知覚認知学会会長 小川容子

 

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