2004年度秋季研究発表会プログラム(簡易版)

日本音楽知覚認知学会平成16年度秋季研究発表会プログラム ver.2
(情報処理学会音楽情報科学研究会,日本音響学会音楽音響研究会と共催)
○印は発表者,◎印は研究選奨受賞の有資格者を表す.


11月 5日 (金)

<13:30~15:30> 音楽情報1 (座長: 堀内靖雄)
[1] NIME04/MAF2004開催報告
  ○長嶋 洋一(静岡文化芸術大学)
[2] オーケストラ撮影のための楽譜情報トラッキングシステム
  ○三浦 雄文 (東京工業大学 総合理工学研究科),赤羽 歩(東京工業大学 精密工学研究所),
  佐藤 誠(東京工業大学 精密工学研究所),小宮山 摂(日本放送協会 放送技術研究所),
  津田 貴生(日本放送協会 放送技術研究所),下田 茂(日本放送協会 放送技術研究所)
[3] 聴取者傾向を加味した GTTM グルーピング規則適用の演奏表情パラメータへの拡張
  ○野池 賢二(さきがけ研究21),橋田 光代(和歌山大学大学院/さきがけ研究21),
  竹内 好宏(京都府立亀岡高等学校), 片寄 晴弘(関西学院大学/さきがけ研究21)
[4] 手作業による楽譜点訳の検証を支援するための点字楽譜自動解析システム
  ○阿部 亮介(横浜国立大学 環境情報学府), 韓 東星, 後藤 敏行(横浜国立大学 環境情報研究院), 
  田村 直良(横浜国立大学 環境情報研究院)

<15:45~17:45> 音楽情報・認知知覚 (座長: 長嶋洋一)
[5] PCM方式電子楽器の周波数の精度について
  ○加藤 充美(くらしき作陽大学音楽学部)
[6] 画像と音の調和に関する心理的な分析とそのモデル化
   -周波数による二音和音の協和・不協和の数理モデル化-
  ○柴田 滝也(東京電機大学情報環境学部)
[7] 音楽聴取による脳波変動と気分変化、音楽選好と性格特性との関連性
  ○貫 行子(日本大学芸術学部), 長田 乾(秋田県立脳血管研究センター), 
  川上 央(日本大学芸術学部)
[8] 音楽認知情報処理に関する3つのアプローチ
  ○片寄 晴弘(関西学院大学/さきがけ研究21), 橋田 光代(さきがけ研究21), 
  豊田 健一(関西学院大学/さきがけ研究21), 野池 賢二(さきがけ研究21),
  奥平 啓太(関西学院大学/さきがけ研究21)

<18:00~> 懇親会
  レストラン欅 (会津大学内) 会費3000円程度


11月6日 (土)

<9:00~10:30> 音楽認知・知覚1 (座長: 中田隆行)
 [9] メロディーの認知とその心理的影響
  ○尾花 充(宝塚造形芸術大学), 三浦 雅展(龍谷大学理工学部), 柳田 益造(同志社学工学部)
[10] 歌曲の聴取における連続的反応測定
  ○星野 悦子(上野学園大学)
[11] 悲しい気分と音楽聴取行動:KJ法を用いた質的分析
  ◎安田 恭子(愛知淑徳大学大学院コミュニケーション研究科),
  西 和久(愛知淑徳大学医療福祉学部), 清水 遵(愛知淑徳大学コミュニケーション学部)

<10:45~12:15> メディア知覚 (座長: 吉川茂)
[12] マルチチャンネルステレオにおける収音方式と印象の違いについて
  ○亀川 徹(東京芸術大学音楽環境創造科)
[13] 映像転換時の切り替えパターンと効果音の音列パターンの構造的特徴が
   音と映像の調和感に与える影響
  ○有田 元則(九州大学), 岩宮 眞一郎(九州大学)
[14] Sound production of MIDI piano tones in a dB scale on the basis of equal loudness
  ○田口 友康(甲南大学理工学部)

<13:30~15:30> 音楽情報2 (座長: 菅野禎盛)
[15] ギターにおけるコード列演奏の最適化に関する手法
  ◎澤山 康二(同志社大学工学部), 江村 伯夫(同志社大学工学部), 三浦 雅展(龍谷大学理工学部),
  柳田 益造(同志社大学工学部)
[16] ピアノをMIDIで駆動する際のノートオンタイミングの補正について
  ◎宮川 泰志(同志社大学工学部), 三浦 雅展(龍谷大学理工学部), 柳田 益造(同志社大学工学部)
[17] ハミングによる単旋律の自動採譜
  ◎清水 純(同志社大学工学部), 丸山 剛志(同志社大学工学部), 三浦 雅展(龍谷大学理工学部),
  柳田 益造(同志社大学工学部)
[18] 歌唱機能をもつ黒鍵追加型小型鍵盤楽器モバイルクラヴィーアIVの設計と実装
  ◎竹川 佳成, 寺田 努, 塚本 昌彦, 西尾 章治郎(大阪大学)

<15:45~17:45> 音楽認知・知覚2 (座長: 山崎晃男)
[19] 打楽器(体・膜鳴楽器)音の音響心理学的研究 ~嗜好を中心に~
  ◎豊島 久美子(大阪大学大学院博士後期課程), 桑野 園子(大阪大学),福井 一(奈良教育大学)
[20] 幼児の音遊びに見る音楽的表現の変容
  ◎村上 康子(東京芸術大学大学院)
[21] 拍間隔の変動性が乳児の関心に与える影響
  ◎三谷 知里(長崎純心大学大学院人間文化研究科臨床心理学分野),
  中田 隆行(長崎純心大学児童保育学科助教授)
[22] 楽曲の印象と好みに与えるテンポの影響
  ◎倉島 研, 金地 美知彦, 畑山 俊輝(東北大学大学院文学研究科)

<17:45~18:00> 研究選奨授賞式


11月7日 (日)

<9:00~10:30> 生理計測 (座長: 津崎実)
[23] 音楽性幻覚の一例
  ○佐藤 正之,小久保 康昌,葛原 茂樹(三重大学医学部神経内科)
[24] 不協和音聴取時の脳磁図について
  ○柴 玲子(東京電機大学 先端工学研究所), 根本 幾(東京電機大学 1先端工学研究所、2情報環境学部)
[25] モーツアルト効果―サリエリとの比較
  ○川上 央(日本大学芸術学部音楽学科), 三戸 勇気(日本大学大学院芸術学研究科)

<10:45~12:45> 音楽認知・知覚3 (座長: 三浦雅展)
[26] 時間差のあるパルス列のリズム感ーエンベロープパタンの影響ー
  ○難波 精一郎, 桑野園子, 宮嶋訓生(大阪大学)
[27] 楽音復元効果の検討
  ○佐々木 隆之(宮城学院女子大学)
[28] 持続時間収縮錯覚と時間間隔による文脈の関係について
  ○津崎 実(京都市立芸術大学、ATR-SLT), 加藤 宏明(ATR-HIS)
[29] ピアノ演奏における聴覚フィードバックの利用
  ◎高橋 範行・津崎 実(京都市立芸術大学音楽学部)